ロシアの前菜定番の一つСтудень(ストゥーデン/牛の煮こごり)。(写真の茶色い方)
じっくり煮詰めた牛から出たゼラチンだけで自然に固めた料理です。
口溶けよくウォッカとこう相性の一品です。
★材料
(4人分)
牛足の骨や筋
1本分
牛赤身
100g
水
2ℓ
月桂樹
2、3枚
粒胡椒
10粒
香味野菜(端や皮でも良い)
適宜
塩
小匙1〜
大蒜
3片
西洋わさびや辛子
お好みで
★作り方
(1時間以上)
1.
牛骨は良く洗い、水気を切っておく。
蹄が手に入る場合は蹄の間もよく洗う。
2.
鍋に水と牛骨/牛赤身/香味野菜/月桂樹/粒胡椒を入れ強火にかける。
沸騰したらあくを取り除き極弱火にし6時間煮る。
3.
煮込んだ液体を目の細かいざるを使って濾す。
肉はよけておき、骨と野菜は取り除く。
4.
濾した液体は鍋へ戻し最初の1/10になるまで煮詰める。
煮詰まる直前に塩を入れ味を整える。
5.
よけておいた肉は細かく裂いて型へ入れる。
上から4の汁を注ぎ、みじん切りにした大蒜を散らす。
6.
冷蔵庫へ入れ冷やし固める。
7.
切り分けてお皿に装い、西洋わさびや辛子を添えて召し上がれ。
煮込み時間は数日に分けて煮込む方法でも可。
5の段階で型抜きし湯がいた人参等を入れると華やかです。
大蒜はお好みで適宜増減または入れなくても美味しく頂けます。
煮こごり好きなのでこれをロシアで食べたときはホッとした思い出の味。