ロシアでは川魚だけでなく海の魚の燻製もとても一般的、村の様な内陸の田舎でも手に入るものの一つです。
そこで海の魚の燻製をご紹介します。
今回は香の良いОльха(オリハ/ハンノキ)を使いました。
★材料
鯖(尾頭付き)
2匹
岩塩
飽和する程度
水
1ℓ
月桂樹
3〜4枚
大蒜
1片
お好きなチップ
燻製器底一杯
★作り方
(1時間以上)
1.
内蔵の付いている鯖の場合、内蔵と鰓を取り除いて綺麗にしておく。
水に岩塩を飽和するまで溶かし、魚を漬ける。
10分〜
2.
大蒜を薄切りにしておく。
月桂樹は鯖の大きさに合わせて1匹に2,3枚準備する。
3.
燻製器底一面にチップを敷く。
魚の水気を拭き、お腹の中に月桂樹と薄切り大蒜を入れ燻製器の網に並べる。
4.
燻製器を火にかけ、煙が出て来たら極弱火にして加熱する。
5.
20分程燻したら一度蓋を開け、魚の目が白くなっているか確認する。
目が白くなっていて皮が程よく色付けば完成です。
6.
一晩落ちつかせて完成です。
水と岩塩と月桂樹を一度沸騰させたものを冷ましたマリネ液で魚を漬け込んでも美味しいです。
海/淡水どちらの魚も同じ工程で美味しい燻製が出来上がります。
加熱時間は魚の大きさ、量に依って増減して下さい。