村での宴席で出る肉前菜定番の一品「Рулет куриный(ルレート クリーヌィ/鶏肉のロール)」をご紹介します。
中に巻くものは好みに変えることができ各家庭ごとの味が出るのも魅力の料理です。
作り方が幾つもある料理ですが、今回は低温オーブンで色白に仕上げる作り方です。
★材料
(5人以上分)
皮付き鶏胸肉
1枚
岩塩
大さじ1/2
人参小
1/2
鞘隠元豆
5本
(予備)鶏皮
1枚
★作り方
(30分~1時間)
1.
(時間があれば前日に進めておく作業)
鶏胸肉に岩塩をまぶし、全体に行き渡るよう揉み込んで袋へ入れ一晩冷蔵庫で休ませる。
(時間がない場合は4の工程の後に塩を前面に振る。)
2.
人参と鞘隠元豆は鞘隠元豆3等分と同じ長さになるように人参を切り下茹でしておく。
3.
(岩塩で一晩漬け込んだ場合)
鶏肉を冷蔵庫から出し、表面の塩を洗い流し水気を拭く。
4.
厚みのある部分へ包丁を入れ、切り離さないようにしながら厚さを均一にし、肉たたき(ない場合は包丁の峰)で叩いてさらに均等な薄さにする。
オーブンを160度に予熱。
5.
人参と隠元豆を肉の繊維と平行になるように置き、端から巻いていく。
この時皮で巻いたものをなるべく包み込むようにする。
皮が小さい場合は別途皮を購入して可能な限り前面を皮で覆う。
6.
巻いた肉をアルミホイルでぴったりと包み、両端はキャンディ包みにしてしっかり留めておく。
7.
耐熱容器にアルミホイルの綴じ目が上になるように置いて予熱の上がったオーブンへ入れ加熱する。
160度30分
8.
焼きあがったら自然に冷めるまで待ち、冷やして完成です。
肉を漬け込む時間と焼きあがった後寝かせる時間は調理時間に含んでいません。
皮の分量が少ない場合は別途皮を購入しなるべく全面を包むことができるようにすると調理後ゼラチン質に覆われしっとりした仕上がりになります。
作り置きしておけて鶏胸肉の旨味を堪能できる一品と喜ばれました。