Щи из свежей капусты

Щи из свежей капусты
  1. 1
    おいしそう!

料理紹介

Щи из свежей капусты(シィー イズ スヴェージー カブースティ」
本来は塩漬け発酵キャベツで作るЩи(シィー/発酵キャベツのスープ)ですが、旅先で急に食べたくなった時は生のキャベツで作ったりもします。
以前トマト入りのものを紹介したので、今日はトマトなしのさらに優しい味わいに仕上げるシーを紹介します。
日本のキャベツと違って極厚で煮込んでも解けないこちらのキャベツで作るとその甘みと食感を楽しむことができる寒冷地ならではのスープです。

★材料

(4人分)

  • 鶏骨付き腿肉(又は鶏ガラ)

    1本(1羽分)

  • 玉葱小

    11/2個

  • 人参小

    1/2本

  • 1.5ℓ

  • キャベツ

    5〜8枚

  • セロリ

    2本

  • 月桂樹

    2〜3枚

  • 粒胡椒

    5粒

  • 小匙2弱

  • 粗挽き胡椒

    お好みで

  • ディル又はイタリアンパセリ

    2房

★作り方

(1時間以上)

  1. 1.

    玉葱は薄切り(繊維と平行でも垂直でもお好みの方で。)
    人参は西洋おろし金の細かい部分でおろす。
    セロリは千切り、キャベツはやや太めの千切りにする。
    香草は細かく刻んでおく。

  2. 2.

    鍋に水/鶏肉(又は鶏ガラ)/月桂樹/粒胡椒/玉葱/人参を入れ火にかける。
    沸騰する直前に火を弱め灰汁を取る。
    灰汁を取ったらセロリを加えごく弱火で蓋をして煮る。
    煮立たせないように。

  3. 3.

    鶏肉が持つと骨と肉が剥がれるようになったらキャベツを入れさらに煮る。
    弱火でじっくりキャベツに火が通るまで。
    キャベツに火が通ったら塩胡椒で味を整え、香草を加え蓋をして蒸らす。

  4. 4.

    香草の青みが一層強くなったら器へ装って完成です。

★ワンポイントアドバイス

最初に水を沸かす時以外は常にごく弱火、蓋の開閉をしながら煮立たせないように加熱してください。

ロシアの極厚キャベツで作るシーは長時間煮込んでも歯ざわりは残っている状態ですが、日本のキャベツを同じように煮込むと解けてきてしまうためさっと加熱することをお勧めします。

やっぱり塩漬け発酵キャベツのシーが飲みたいという方は、こちらのレシピで発酵キャベツを仕込んでみてください。
http://www.recipe-blog.jp/profile/201699/recipe/1029993

★よろこばレシピ エピソード

野菜の甘味と奥深い鶏のスープで体に染み入ると喜ばれます。

越後屋さん

越後屋さん

ロシア料理と言われて何を思い浮かべますか? ロシア(シベリア)の人は森の民、森の恵みを最大限生活へいかしています 夏は+40度越え冬は氷点下50度以下の村で8年ちょっと帯同駐在していました。 帰任した現在はロシア人から教わって、ごちそうになってただいま大地の味を忘れない様日本で作っています。 広い国土のロシア、旧ソ連地域の料理も時おり登場します。