「もってのほか」菊ちらし

「もってのほか」菊ちらし
  1. おいしそう!

料理紹介

今回つかった食用の菊、地元山形県では「もってのほか」とよばれています。「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか、「もってのほかおいしい」といったことが名まえの由来なのだそう。^^

★材料

(2人分)

  • 食用菊 (薄紅紫)

    50g

  • 1合

  • れんこん

    100g

  • 乾燥こえび

    50g

  • 昆布(5cm角)

    1枚

  • 米酢  ★

    大さじ2

  • みりん  ★

    大さじ1.5

  • 塩  ★

    小さじ1

  • 白ごま

    適量

★作り方

(30分~1時間)

  1. 1.

    ① 食用菊はガクから花びらをちぎる。酢・塩各少々を入れた熱湯でサッとゆがき、冷水にとり、ざるにあげ水を切る。

  2. 2.

    ②れんこんはみじん切りにして、酢水にさらし、①の湯に入れてサッとゆでてから、よく混ぜた合わせ酢(★)につける。

  3. 3.

    ③米に昆布、酒を加え、炊く。炊き上がったら、熱いうちに盤台に広げる。合わせ酢(★)を回しかけ、全体を切るように混ぜる。

  4. 4.

    ④すし飯をうちわであおぎ、人肌くらいの温度になるまで冷ます。食用菊、れんこん、乾燥こえび、白ごまを加え、さっと混ぜる。

★ワンポイントアドバイス

菊の花は熱湯でさっと湯がいた後、塩漬け、酢漬け、冷凍などで長期保存ができます。パーティ、ちょっとした祝いの席にピッタリ。この一品で、食卓がぐっと華やかになり、喜ばれますよ。

petit joie :-) さん

petit joie :-) さん

 栄養士兼料理講師の母のもと、幼少期から手づくりの料理に親しんできました。現在薬膳の勉強中。仕事を通じて、ベトナムに3年半滞在した他、アジア、アフリカ、中東、中南米各地を短期訪問。現在は夫の赴任先、ガーナに滞在中。地元の料理に触れる度、食はその国・土地の文化そのものだと感じています。日々の食を通じて、その先に広がる世界を楽しみつつ、心豊かに、そして体も元気になれる食卓を大切にしたいと思っています。