夕食を終え、闇が降りてきた夜。土砂降りが。満開のモクレンが散ってしまうだろうと、ドアを開けて黒い空を怪訝そうに伺う私。デザートを頬張っている息子、「奇麗な音だね。おかあさん、この雨の音好き?」自然を身体で受けとめている。多忙で乱雑な夕食が出てくる最近の我が家。今夜の夕食材を考えなければと走ったベーカリーになぜかBBQの美味しい匂いが漂っている。香りの源を聞き当てると、見落としそうな小さなレストラ......
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壮大なコロンビア川沿いから。8歳息子、アメリカ人夫、猫1匹。ビジネス、母親業に追われる毎日。一日の疲れはワインで。