フェーヴの当たりと王冠をかけて、我が家で毎年盛り上がっているガレツド・デ・ロワです。フランスの新年の定番のお菓子を、市販のパイシートで簡単手軽に作ることができます。
★材料
(5人以上分)
冷凍パイシート(市販)
2枚
無塩バター
30g
グラニュー糖
30g
卵
1個
アーモンドパウダー
30g
カスタードクリーム(市販)
50g
フェーヴ
1個
★作り方
(15~30分)
1.
まず中のクリーム(フランジパーヌ)を作ります。無塩バターを室温に戻して(溶けない程度にレンジ加熱でもok)やわらかくし、泡立て器で混ぜてクリーム状にします。グラニュー糖を加えてよく混ぜます。
2.
卵(黄身の部分をひとさじすくって取り分けておく・あとで塗る用に使います)を加えて混ぜ、アーモンドプードルを加えてさらによく混ぜます。カスタードクリームを混ぜ、フランジパーヌを仕上げます。
3.
型にバター(分量外)を塗ります(指にラップを巻いてバターをつけて塗ると、きれいに塗ることができます)。
4.
バターを塗った型にパイシートの1枚を広げ、フォークの先などで穴を開けていきます。②のクリームを入れ、一箇所にフェーブ(我が家はドライフルーツ)を埋めます。
5.
もう1枚のパイシートを被せ、なるべく空気が中に残らないようにぴったりと蓋をして、黄身(②で取り分けた塗り用)で接着するように重ねあわせます。
6.
型の縁に沿って、余分なパイシートを切り落とします。フォークの先で周囲を押さえるようにして模様をつけながら、しっかりとくっつけます。
7.
貫通しないように気をつけながら、ナイフで表面に好みの模様を書いていきます。ところどころに空気の通る穴を開けます(竹串等で)。
8.
表面に黄身(②で取り分けた塗り用)を塗り、200度に予熱したオーブンに入れ、25分ほど焼きます。しっかり焼き色がついて膨らんだら、出来上がりです♪
手順6で切り落とした余分なパイ生地は、ガレット・デ・ロワを焼くとき、砂糖をふって天板に並べ、一緒に焼いて美味しく召し上がることもできます☆
子どもたちの新年の楽しみです。我が家ではクリスマスのあとに作るので、ちょっぴり早めのタイミングですが、王冠をめぐって熱い(?)運試しが繰り広げられます☆