刺身といえば、しょうゆにわさび……そんな固定観念を覆す、アジアンな香草と薬味たっぷりでさっぱりいただける「カルパッチョ」です。味は、どことなくあじの南蛮漬けを思わせます。
★材料
(1人分)
あじの刺身
8~10切れ
青ネギ
少々
パクチー
少々(一株を数本に分けて)
ミニトマト
5、6個
ポン酢
適量
レモン汁
大さじ1(加減してください)
ナンプラー
小さじ1/2
しょうが
1かけ
白ごま
少々
★作り方
(5~15分)
1.
あじの刺身を用意する。ミニトマトは半分にスライスする。
2.
青ネギを刻み、数本に分けたパクチーを細かく刻んでネギに混ぜる。しょうがをおろす。
3.
調味料を作る。ポン酢は酸味をみて加減する。レモン汁を加え、ナンプラーを小さじ1/2を目安に混ぜる。ナンプラーはあまり入れすぎると癖が強くなりすぎるので、必ずできた調味料(A)を味見する。
4.
あじの刺身とミニトマトを彩りよく盛り付け、香草類はあじの上にバランスよく載せる。Aをかけて、軽くあえる。全体に白ごまをふる。
そのあと、冷蔵庫でお好みの時間冷やす。目安は20分ほど。よく冷やしたほうがおいしい。
5.
食卓に出して、ビールで乾杯!
*あじの刺身は新鮮なものを買い求めてください。ここでは長崎産のあじを使いました。
*ナンプラーは魚醤なので、魚との相性はいいと思いますが、男性やお子様向けには量を加減してください。入れすぎると癖が強く出ます。
*香草、薬味がさっぱり味の決め手なので、パクチーがなくてもネギは載せてください。味の薄い長ネギの刻みよりも、味の濃い青ネギの刻んだものがおすすめ。しょうがはひと手間かけてご自分でおろすと、香りがより引き立ちます。みょうがを入れるのもおすすめ。
*ごまはアクセント的に使いました。ごまと魚の組み合わせは、九州のお通しに出てくる懐かしい味です。
*器はオーバルプレートを使うと、おしゃれに決まります。涼しげなガラスのプレートでもいいでしょう。