先日の防災イベントでもお話していた事ですが、ライフラインが全て落ちてしまった場合の加熱器具としては、最も簡単なのはカセットコンロのようです。災害食メーカーさんの意見もそうです。それに、最近は、加熱用のポリ袋+発熱剤+溶剤のセットだけの販売もしていて、これも売れているそう。
私が思っているのは、カセットコンロと保温調理器との組み合わせです。燃料の節約になるし、ある程度の時間、保温しておけますね。
写真は、炊飯器だけで作った、いかにも簡単なシンガポール・チキンライス、横には先日もアップしたアボトマ・サラダのゴマドレシング版ですが、大変見栄えの悪いスープを、保温調理器で作りました。水分が蒸発しないため、工夫もいるようですが、こういうものはなかなかに便利です。
**災害食学会 設立のお知らせ***
しばらくご案内を出させて下さいね。災害食に関しては研究者も少なく、発表の場もまとまっていない状態ですので、学会を作り、学術関係者を中心に企業や各方面の関係者と連携をして、災害時に備え、食の問題を減らして行けるように努力して行きたいと思っています。うちのシンクタンクが事務局をします。9月1日の設立に向けてただいま準備中です。どうか応援してくださいね。
NPO法人高度情報通信都市・計画シンクタンク会議[略称テレパック]
http://www.mmjp.or.jp/TELEPAC
★材料
(2人分)
1スープセロリ
1束
2玉ねぎ
1
3きのこ
適量
4ブイヨン
1/2個
5塩・コショウ
適量
6米
1合
7ブイヨン
1/2個
とりモモ肉
大1
9ショウガ
大2-4片
★作り方
(30分~1時間)
1.
(スープ)
1-3をスライスし、保温調理器の鍋に入れ、水カップ3と、
4を入れ、強火で煮立ったら、保温ポットに移して、
フタをして、10分放置して、塩コショウして完成。
2.
(チキンライス)
米を研ぎ、普通に水加減をし、
7のブイヨンを包丁で砕いてまぜる。
トリもも肉は大まかにカットして、ショウガと一緒に
米にのせて、炊飯器のスイッチを入れる。
スイッチが切れたら、完成。
保温調理は必ずタイマーを使ってください。