あれは何年前のビストロスマップだっただろう? 確か、中村玉緒さんのゲストのときでした。見ていた私もこの卵焼きは美味しいだろうと思ったので、玉緒さんが絶賛していたのも頷けたのです。以来、この卵焼きは食卓にあと一品というときに、我が家ではよくお目見えします。先日お友達から、毎年漬けていただく赤い梅干がちょうど手に入ったので、今日も秋刀魚しかない食卓に、作ってみました。
そういえば、後にも先にもビストロスマップでこれを作りたい!と思ったのは、この梅干の卵焼きだけです。
★材料
(3人分)
卵
2個
梅干
1個
長ネギ
3分の一本
砂糖
大匙1
酒
小さじ1
★作り方
(5分未満)
1.
梅干は包丁で、果肉を種からしごき取り、細かくたたいておきます。
種はちょっと口に放り込んでから捨てます。
2.
長ネギは斜め薄切りにし、後は全部の材料を混ぜて、フライパンで焼くだけです。
ただ、卵が普段の卵焼きよりも全体水っぽくなっているので、焼きにくさを感じますが、ちょっとスクランブルエッグ的に火を通し、最後ひとまとめにするような気持ちで仕上げればOKです!
3.
焼きあがった卵は、ラップに包んでちょっと形を整えておきましょう。
荒熱が取れたらラップからはずし、お皿に盛ります。
青海苔や椎茸なんかを、オプションとして入れるのもお奨めです。
今日は塩焼きの秋刀魚がメインでしたが、この卵焼きが出てくると、きっと息子の箸も進むはず。
しかし「この秋刀魚、超美味い!!」と息子。
やっぱ旬のものには敵いませんでした・・・