中国の四川料理である麻婆豆腐は、本来、山椒を大量に入れて作る為、激辛です。
それがまた、麻婆豆腐の良さでもあります。
様々な作り方がある麻婆豆腐は、調味料を入れる順番によって、辛味がかなり変わってきます。
今回は、甘口の麻婆豆腐で、お子様でも食べれる麻婆豆腐を作りましたので、ご紹介します。
本来の辛い麻婆豆腐がお好きな方は、物足りないと思いますので、仕上げに山椒を大量に加えると良いと思います。
★材料
(4人分)
豆腐
400g
豚ひき肉
300g
☆白ネギ
1本
☆生姜
1かけ
☆にんにく
1かけ
☆豆板醤
大1
☆甜面醤
大1
☆ゴマ油
大1
★水
500㏄
★鶏ガラスープの素
少々
★酒
50㏄
★濃口醤油
50㏄
★味の素
少々
水溶き片栗粉
少々
ごま油
大1
ラー油
少々
山椒
少々
★作り方
(30分~1時間)
1.
ごま油を引き、☆(白ネギ・生姜・ニンニク・豆板醤・甜面醤)の材料を弱火でじっくり炒めていきます。
2.
1が色付いてきたらひき肉を中火で色付くまで炒めていきます。
3.
★(水・鶏ガラスープの素・酒・濃口・味の素)の材料を入れ、煮ていきます。
4.
沸騰したらアクが出てくる為、取り除いていきます。
5.
豆腐を入れます。
6.
味を確認した後に水溶き片栗粉で餡にします
7.
仕上げ用の調味料(ごま油・ラー油・山椒)を入れたら完成です。
◆にんにくや、豆板醤・甜面醤は弱火でじっくりと炒める事によって、香りが出てきます
しかし、中火以上で炒めていくと良い香りがする前に焦げ付いてしまいます。
◆丁寧に取る事によって、美味しい麻婆豆腐が出来上がります。
また、動画にある様におたまの裏の部分を使ってアクをまとめていくと、楽にアクを取り除く事が出来ます。
◆動画の中にはありませんが、豆腐は一度下茹でし、おか上げ(ザルで自然に冷ます)する事によって、余分な水分が飛んで行き、味がより染みやすくなります。
◆一度水分が餡状になると、味が入りづらく、とても味の調整がしづらいです。
その為、水溶き片栗粉で餡にする前に、味を確認する事をオススメします。
また、水溶き片栗粉の水分で味が薄まってしまう為、「少し濃ゆいかな?」と思う位の味付けが良いです。
◆下茹でした豆腐であっても、水分を含んでいる為、味が薄まります。
その為、豆腐を入れた後に、餡にする事をオススメ致します。
◆本来の麻婆豆腐は、山椒の辛みが強みの為、辛いのがお好きな方は、多めに入れる事をオススメ致します。