筑前煮と言えば、れんこんが入っているイメージがありますが、4月はあまりれんこんは出回っていません。
しかし、煮物と言えば、家庭の味と言われるほど、日本人にはとても身近な料理ではないかと思います。
また、本来は鶏もも肉を使用する所ですが、今回は鶏むね肉を使用しております。(鶏もも肉の方が油があって美味しいかも)
そして、食材も、人参・ごぼう・干しシイタケ・糸こんにゃくの4種類を使用しておりますが、この内の2種類+鶏肉でも問題ありません。
冷蔵庫の中身と相談して、調理する際は参考にして頂けたらと思います。
★材料
(4人分)
鶏むね肉
200g
人参
1本
ごぼう
1/2本
干ししいたけ
10枚位
糸こんにゃく
300g
☆水
300g
☆出しの素
少々
☆干ししいたけの戻し汁
5g
☆酒
100㏄
☆味醂
50㏄
☆砂糖
大4
☆濃口醤油
75㏄
☆薄口醤油
大1
サラダ油
少々
★作り方
(15~30分)
1.
干しシイタケを事前に水で戻しておきます。
2.
人参とごぼうは乱切りに、鶏肉は一口サイズに、糸こんにゃくは水気を切って4㎝幅位に切ります。
3.
鍋にサラダ油を引いて、鶏肉の表面が変わる位まで炒めていきます。鶏肉の表面が色が変わったら、人参とごぼうを入れ、炒めていきます。
4.
人参とごぼうがある程度炒たまったら、糸こんにゃくと水で戻した干しシイタケを入れてさらに炒めていきます。
5.
全体が軽く炒たまったら☆(水・だしの素・しいたけの戻し汁・味醂・砂糖・濃口・薄口・酒)を入れ、沸騰するまで煮込んでいきます。
6.
沸騰したら、アクが出てくる為、必ず取り除きます。
7.
落し蓋をして、煮込んでいきます。
8.
水分がある程度なくなってきたら、味を確認して完成です。
9.
器に盛り付けて、お好みでネギを盛り付けたら完成です。
◆干ししいたけは元々乾燥している為、水で戻しておくにしてもかなりの時間がかかります。
下記の写真は1時間位付けた場合の写真です。カサの部分は戻っていますが、石づきの芯の部分は戻っておれず、固いままです。
使用する場合は、最低でも6時間位は水につけて置く必要がある為、料理をする前日あるいは、6時間前につけて置くと良いです。
また、干ししいたけは水に入れても浮かんでくる為、下記の写真の様に上にリードペーパーやサランラップなどで、全体が水につかる様にしておくと良いです。
◆アクをきちんと取る事によって、より美味しい煮物をつくる事が出来ます。
◆アルミホイルでも十分に落し蓋の役割をしてくれる為、アルミホイルでも大丈夫です。