スコーン【Scones】

スコーン【Scones】
  1. 4
    おいしそう!

料理紹介

イギリスを代表するティータイムのお菓子のひとつ、スコーン。
私が作るのは、ちょっとやぼったい田舎のティーハウスにあるタイプのもの。
身近な材料で簡単に作れます。

★材料

(5人以上分)

  • 薄力粉

    225g+適量

  • ベーキングパウダー

    大さじ1

  • 小さじ1/2

  • バター

    50g

  • グラニュー糖

    25g

  • 牛乳

    120ml+適量

★作り方

(15~30分)

  1. 1.

    薄力粉、ベーキングパウダーと塩を合わせて、2〜3度ふるう。バターを適当な大きさ(3cm角より小さいとよい)にカットする。

  2. 2.

    フードプロセッサーに1の粉類とバターを入れ、そぼろ状になるまで回す。
    ※フードプロセッサーが小さい場合は、適度な量の粉類とバターを回し、その後でフードプロセッサーに入らなかった粉類と合わせる。

  3. 3.

    2をボウルにあけ、グラニュー糖を加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。くぼみに、牛乳を注ぎ、ナイフなどでざっくり混ぜたら、手で生地をひとつにまとめる。

  4. 4.

    作業台とのべ棒に薄力粉をふるい、5の生地を2cm程度の厚さにのばす。直径7.5cmのセルクルで抜き、スコーンを6つ作り、準備しておいた天板に並べる。
    ※余った生地はこねすぎないようまとめてのばし、セルクルで抜く。最後の一個は、セルクルに余った生地を入れ表面をならせばちょうど6個とれる。

  5. 5.

    表面に牛乳を塗り、220℃のオーブンで7?10分、表面がきつね色になり、よく膨らむまで焼く。焼き上がったら網の上で冷ます。

★ワンポイントアドバイス

下準備
*天板にクッキングシートを敷いておく。
*オーブンを220℃に温めておく。

スコーンを食べるときは、クローテッドクリームとイチゴジャムを添えるのが定番ですが、日本ではクローテッドクリームがなかなか入手しづらいです。そんなときは、風味こそ違うものの食感の似たマスカルポーネがおすすめです。マスカルポーネの場合は、イチゴジャムではなくマーマレードか杏ジャムがよくマッチします。
このレシピのスコーンはイギリスの田舎のティーハウスっぽくぼてっとしたビッグサイズ。大きさはお好みに合わせて、小さくても作れます。その場合、厚さも薄く。例えば直径6.5cmなら厚さ1.5cm、直径5cmなら厚さ1cm程度で作ってみてください。

りこりすさん

りこりすさん

イギリス菓子&料理研究家 食の編集者/ライター、フードコーディネーター“りこりす”がお届けするブログです。 イギリスには住んでいたこともあり、お菓子をはじめイギリスの食のとりこになり、現地に料理コースに通ったことも。 FBページ「イギリス菓子の会」主宰