カリフラワー・チーズ【Cauliflower Cheese】

カリフラワー・チーズ【Cauliflower Cheese】
  1. 10
    おいしそう!

料理紹介

イギリスの冬の家庭料理の定番。
スクールディナー(学校給食)でも出される、ノスタルジックなメニューのよう。
そして、カリフラワーを使った料理といえば、真っ先に名前があがるのか、このカリフラワー・チーズでもあります。
要はカリフラワーを使ったグラタン。
ポッシュな言い方をしたい人が使うことはあるようですが、イギリスでは、グラタン(フランス語)という言葉をあまり使わない。
同じようなものにマカロニチーズがあり、こちらはマカロニグラタンのことです。

★材料

(2人分)

  • カリフラワー

    300g

  • とろけるチーズ

    50g

  • パン粉

    大さじ2

  • *牛乳

    150ml

  • *バター

    12.5g

  • *薄力粉

    12.5g

  • *ナツメグ

    少々

  • *塩・胡椒

    少々

★作り方

(30分~1時間)

  1. 1.

    耐熱皿にバターを塗っておく。
    オーブンを180℃に温めておく。

  2. 2.

    鍋にたっぷりの水と塩を入れ沸騰させる。その間にカリフラワーを小房に分ける。
    ※カリフラワーは茎も食べられるので、適当な大きさに切る。

  3. 3.

    沸騰したら、カリフラワーを入れて5〜7分、やわらかくなるまでゆで、コランダーにあける。

  4. 4.

    カリフラワーをゆでる間に、*の材料(牛乳、バター、薄力粉、ナツメグ、塩・胡椒)でベシャメルソースを作る。牛乳を電子レンジなどで温める。
    鍋にバターを入れてやや弱めの中火にかけてとかし、薄力粉を加え、約1分かき混ぜる。
    温めた牛乳を少しずつ入れる。
    ※牛乳は最初は少しずつ注ぎ、ある程度ゆるみが出てきたら、玉じゃくし1杯ずつぐらいを入れる。
    牛乳を全部入れたら、かき混ぜながら約1分弱火にかける。

  5. 5.

    火から下ろし、とろけるチーズを加え混ぜ、ナツメグ、塩・胡椒で味を調える。
    ※火からおろすとき熱があるのでゆるいように感じられますが、冷めたらとろみが十分に出るので、この時点ではとろみがついたなと分かるぐらいでOK。

  6. 6.

    耐熱皿に2のカリフラワーをおき、5のチーズを加えたベシャメルソースをかけ、パン粉を散らす。

  7. 7.

    180℃のオーブンで約25分、表面がこんがりきつね色になるまで焼く。

★ワンポイントアドバイス

ここではベシャメルソースを作り、そこにチーズを加えましたが、生クリーム100mlでもよし。
その場合は、コクを出すためにチーズを60gほどにするとよいでしょう。
ゆでたカリフラワーに生クリームを注ぎ、塩・胡椒をふり、チーズを散らして焼きます。
このレシピで使っているパン粉は、食感もですが、表面に凹凸を作って、焼き色をきれいにつけるため。
生クリーム+チーズの場合は、チーズの凸凹で焼き色がきれいにつくので、食感を気にしなければなくてもOKです。

りこりすさん

りこりすさん

イギリス菓子&料理研究家 食の編集者/ライター、フードコーディネーター“りこりす”がお届けするブログです。 イギリスには住んでいたこともあり、お菓子をはじめイギリスの食のとりこになり、現地に料理コースに通ったことも。 FBページ「イギリス菓子の会」主宰