トマトのスープは、私がロンドンに住んでいたときに好んで食べたメニューのひとつ。
と言っても、自分で作っていたわけではなく、スープ缶を利用していました。
日本で缶詰めのトマトのスープにお目にかかったことがなかったこともあり、その酸味とコクが新鮮でした。
パンや酢は入らないものの、ガスパチョのように暑い夏を乗り切るために食べたい1品です。
★材料
(5人以上分)
オリーブオイル
大さじ1
ニンジン
1本
セロリ
1本
タマネギ
1個
ニンニク
1片
コンソメ
1個
トマト缶
1缶(400g)
トマト(中)
4個(約600g)
水
900ml
塩・コショウ
適量
★作り方
(30分~1時間)
1.
1. ニンジンは皮をむき、薄く切る。セロリは葉と筋をとりながら、薄く切る。タマネギは薄く切る。ニンニクは粗みじん切りにする。
※セロリは葉と筋は捨てずにとっておく。
2.
鍋にオリーブオイルを入れ弱火にかけ、1のニンジン、セロリ、タマネギとニンニクを入れ、ふたをして、やわらかくなるまで8~10分汗をかかせる。
※ときどき鍋をゆするとよい。
3.
トマトはヘタをとり、一口大に切る。セロリの葉と筋、トマトのヘタをたこ糸などで縛る。
※セロリの葉でしっかりくるむようにする
4.
ふたをあけて軽くかき混ぜ、コンソメ、トマト缶を汁ごと、3のトマトとセロリの葉と筋を入れる。
水を加え、塩・コショウをして、沸騰したら約10分とろ火にかける。
※トマト缶に水を注いでから鍋に入れ、缶に余ったトマトもきれいに使う。
※ふたをしない。
5.
セロリの葉と筋、トマトのヘタを取り出し、ブレンダーでピュレ状にし、味見をして、足りないようであれば塩・コショウを足す。
トマトは熟したものを使いましょう。
捨ててしまう野菜のクズ、セロリの葉や筋、トマトのヘタを一緒に煮るのがポイント。
独特の青い風味を後押ししてくれます。
ここではシンプルに仕上げましたが、オリーブオイルを回したり、バジルの葉をトッピングするとなおよし。