ハーブの香り豊かなスープ。
ただし、ハーブだけだと味わいが弱いのでサラダホウレンソウを使っています。
そして、スパイスが効かせ味。
ターメリックとナツメグがほんのり、だけど、全体の味わいを引き締め、奥行きのあるスープに仕上げます。
ターメリックはカレーなどに使うはっきりとした特徴のあるスパイスですが、こういうさわやか系のものに、食べたときにはターメリックとはわからない程度の量を少し使うことで、おもしろい表情になるのは新しい発見でした。
そう、イギリスの今どきの料理本を見ていたときに、参考になるレシピがあり、応用したというわけです。
★材料
(2人分)
オリーブオイル
小さじ2
タマネギ
1/2個
ニンニク
1/2片
サラダホウレンソウ
50g
パセリ(葉と茎)
10g
コリアンダー(葉と茎)
7.5g
ミント(葉と茎)
5g
ターメリック
小さじ1/4
ナツメグ
ひとつまみ
水
400ml
コンソメ
1/2個
無糖ヨーグルト
75g
塩・コショウ
適量
★作り方
(30分~1時間)
1.
タマネギとニンニクは薄く切る。パセリ、コリアンダー、ミントは飾り分をみじん切りにする。
2.
鍋にオリーブオイルを入れ弱火にかけ、1のタマネギを入れ、ふたをして、やわらかくなるまで2〜3分汗をかかせる。
※ときどき鍋をゆするとよい。
3.
ふたをあけて軽くかき混ぜ、サラダホウレンソウ、1の飾り分以外のパセリ、コリアンダー、ミント、ターメリック、ナツメグ、水、コンソメを入れ、塩・コショウをして、約15分、ハーブとサラダホウレンソウがやわらなくなるまでとろ火にかける。
※ふたをしない。
4.
3をブレンダーでピュレ状にする。
5.
ボウルにヨーグルトを入れる。
4をレードル1杯ずつ3回加え、のばす。
※ヨーグルトに加えるのはスープ半量程度。
6.
5をスープの鍋に戻し、塩・コショウで味を調える。
コリアンダーやミントの茎もスープに使うのが特徴。
ブレンダーでほとんどはピュレ状になりますが、どうしても筋っぽさが残るのも事実。
なめらかな食感に仕上げたいならば、ブレンダーで回したあとで漉すといいでしょう。
ここでは、仕上げにみじん切りのハーブを散らすだけにしていますが、見た目も味わいもプロっぽく(?)するなら、フェタを砕いて、もしくはカッテージチーズを散らし、オリーブオイルを回しかけてからサーヴするとよいでしょう。