いつも食べている煮物がご家庭で大変おいしかったりしませんか?
地味な煮物も一手間かけることで、ハレの日用のお食事に変身します。
私は不器用ですが、そんな大雑把なことしかできない人でも、できます!
秋の木の葉が吹き寄せられるシーンを食卓に♪
かぼちゃ
4分の1
サツマイモ(中)
1本
里芋
6個
シイタケ(小)
5個くらい
人参
半分くらい
○和風だし
600ccくらい
○砂糖
小さじ1
○濃い口しょうゆ
小さじ2
1.
里芋をマツタケ風に切ります。
頭部分の皮を残して、くるりと皮を剥きます。
頭と軸の境目を削ると、さらに「らしく」なります。
2.
里芋を水から茹でます。
沸騰したら、中火の弱めにして、串がスッと楽々通るくらいまで炊きます。
3.
カボチャをラップして、レンジで2分(600w)加熱。
サツマイモをラップして、レンジで2分(600w)チンします。
常温で冷まします。
4.
カボチャを8等分して、葉っぱのように切ります。
オレンジ色の実の部分は平らにします。
葉脈は彫刻刀のV字の刃のものを使います。
ギザギザに向かって彫刻等で削ると、らしくなります。
葉っぱの周りのギザギザは、深く入れると、茹でる時に実がくずれますので、ほどほどにしてください。
5.
サツマイモを型で抜きます。
皮の紫を生かすようにしましょう。
6.
シイタケを飾りきりにし、人参を型で抜きます。
7.
○(丸印)を合わせ、沸騰させ、具を静かに入れます。
皮は実が崩れないよう、下向きにしてください。
鍋は広口のものか、私は持っていないので、蓋つきのフライパンを使用しています。
8.
具を入れて沸騰したら、弱火にして、5分煮ます。
煮えたら、冷まして、1時間以上置きます。
9.
盛り付けは、シイタケを土台にして、シイタケに重ねるように野菜を置いていきます。
・コツはありません!やる気だけ~
・宮澤奈々さんの『喜ばれるおもてなし和食』を参考にしています。宮澤さんは『炊き合わせ』といって、食材ごとに別々に煮て味付けされています。本格的な和食をされたい方、もっと食材を増やしゴージャスにされたい方は、宮澤さんの本をぜひご覧くださいね♪
・だしは顆粒だしを使用しています。昆布だし小さじ1・鰹だし小さじ2分の1です。
「おいしいこともさることながら、いつも見慣れた食材の可愛い変身におどろき」と夫に喜んでもらえました。