小麦グルテンを使った米粉パンは、小麦粉で作ったようなふわふわ具合の中に、強力粉で作った場合とは違う米粉特有のもっちり感もあるのが特徴です。
更にこの配合で作ると、とてもしっとりしていて耳まで美味しく、時間がたっても、またトーストしても中はふんわりとした柔らかさを持っています。
美味しいだけでなく、こねあがったあとはかなりの柔らかさがあるのに打ち粉をしなくても手にべたつくことがない、作りやすいレシピでもあります。
★材料
(5人以上分)
米粉
200g
小麦グルテン
50g
砂糖
15g
塩
3g
ドライイースト
5g
牛乳
200g
水
30g
無塩バター(またはマーガリン)
15g
★作り方
(1時間以上)
1.
下準備
○牛乳と水は合わせて30度程度に温める
○バターは室温に戻す
○型に薄く油を塗っておく
2.
粉類をボウルに入れて手でさっと均一に混ぜてから、牛乳と水を少しずつ加えて混ぜ、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度)
3.
乾燥に気をつけ、30度で30~40分、2倍の大きさになるまで一次発酵
→ここまでHBでも可
4.
軽く押してガスを抜き(小麦のようにはつぶれにくいのでそこまで神経質にならず軽くでOK)、2分割してそれぞれ表面を張るように丸めなおして綴じ目をつまみ、型に並べる
→この配合で作った場合、強力粉で作る食パンの時の工程のようにみっちり巻くと膨らみにくいので丸めただけで型に並べる
5.
それぞれ手をグーにして上から軽く押して平たくしたら、端を指先で底に軽く押し込み、型の9分目~淵ぎりぎりあたりに膨らむまで、目安として30度で35分前後、最終発酵
→上から平たく押して、手や指で型の端まで軽く押すことにより平行に釜伸びしやすくなる
6.
オーブンを180度に予熱し、予熱が終了したオーブンで20分焼く
→温度が下がりやすいオーブンは予熱を190度で行う
→しっかり冷めてからカットする
米粉によって、牛乳を水や低脂肪のものに変えるとふくらみがよくない場合がありましたので、「牛乳」と表示されているものを使うのがおすすめです。