ドイツ風ミートローフ 「偽うさぎ」  (Falscher Hase)

ドイツ風ミートローフ 「偽うさぎ」  (Falscher Hase)
  1. 12
    おいしそう!

料理紹介

うさぎの丸焼きに見立てた形が面白い、
ドイツ版ミートローフ 「偽うさぎ」。

うさぎと卵がモチーフになっているので
イースター(復活祭)が近いこの時期に
ピッタリのお料理です。

オーブン任せで作れて、
冷めてからも美味しくいただけます♪

★材料

(4人分)

  • 合挽き肉

    500g

  • 玉ねぎ

    小1個 (約150g)

  • 茹で卵

    2~3個

  • バター

    1片 (10g)

  • パン粉 または パンを細かくちぎったもの

    大さじ3

  • 牛乳

    大さじ4

  • [A] マスタード

    大さじ1強

  • [A] パセリ (みじん切り)

    大さじ1杯分

  • [A] マジョラム (ドライ)

    小さじ1/8

  • [A] パプリカ (パウダー)

    小さじ1/8

  • [A] ナツメグ

    小さじ1/8

  • [A] 塩

    小さじ1/4

  • [A] 胡椒

    少々 (ややきつめ)

  • [A] 卵

    1個

  • [B] バター

    1片 (約10g)

  • [B] 小麦粉

    大さじ1

  • [B] ミートローフの焼き汁

    あるだけ

  • [B] 赤/白ワイン

    30cc

  • [B] 野菜ストック/牛乳 または 生クリーム

    100cc

  • [B] チキンコンソメ(顆粒)/塩

    適宜

  • [B] 胡椒

    少々

★作り方

(30分~1時間)

  1. 1.

    みじん切りにした玉ねぎをバターで炒め、
    透明感が出て薄く色付いたら火を止めて、一旦冷ます。

  2. 2.

    その間にパン粉を牛乳にひたしてふやかしておく。  

  3. 3.

    大きめのボウルにあいびき肉を入れて[A]で味付けし、
    さらに 1). と 2). も加えてなめらかになるまでよくこね混ぜる。

  4. 4.

    オーブンの天板にクッキングシートを敷いて 3). を広げ、
    真ん中に茹で卵を置いて大きなカマボコ型になるよう成形したら、
    200℃のオーブンで30~40分ほど焼く。

    (※↑ここで卵をしっかり深く埋めておかないと、
    焼いている間に卵だけが表面に出てきてしまいます!
    それもまた可愛いのですが、避けたい場合は下の方に深く埋めておいて下さいね。)

  5. 5.

    中心に串を刺してみて、透明な焼き汁が出れば焼き上がり。
    オーブンから取り出してホイルで包み、10分ほど置いて
    肉汁を休ませる。

  6. 6.

    最後に[B]の材料でソース作り。
    フライパンで小麦粉を乾煎りし、バターを加えてよく練ったら、
    天板に残っていたミートローフの焼き汁とワイン、野菜ストック
    (または 生クリームか牛乳)を少しずつ加えていき、
    丁寧に溶かし混ぜる。

  7. 7.

    ミートローフをお好みの厚さに切り、ソースをかけていただきます。

★ワンポイントアドバイス

◆「偽うさぎ」の形にこだわらないなら、型などに入れて
 焼いていただいてももちろんOKです。

◆型を使わずに成形すると、てっぺんの部分が割れてきやすくなります。
 それが嫌な場合は、その部分に油を塗っておくと良いです。

◆焼いている間に上の方だけが先に焦げてしまいそうな時は、
 アルミホイルをかぶせて下さい。

◆ドイツでは冷めてからいただくこともあります。
 (ケチャップなどを添えて、お弁当などにもどうぞ♪)

庭乃桃さん

庭乃桃さん

料理・食文化研究家。女子栄養大学 食生活指導士。ご飯がすすむ毎日のおかずから、ひと鍋で作れる本格欧風料理、日本の食卓にもなじむスパイス&ハーブのレシピまで幅広くご紹介しています。 2020年、欧州連合(EU)の食品・飲料プロモーション「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、季節のオリジナルレシピの開発・監修を担当。 柏書房より、ヨーロッパの食と歴史をレシピと共に紹介した『おいしく世界史』も発売中。