肉たっぷりのたモスクワ風に対して、シベリア風は肉片がほとんど入らない野菜たっぷりのボルシチです。塩漬ビートで味に深みが出ます。
ウクライナの郷土料理がロシア全土に広まって各家庭の味となっています。
★材料
(4人分)
骨付き肉(好みのお肉でどうぞ)
500g
玉葱
1個
人参
1本
大蒜
3〜5片
キャベツ
4〜5枚
赤パプリカ
1/2個
ピーマン
2個
トマト
1個
塩漬ビーツ
2〜3枚
ビーツ
2個
馬鈴薯
3個
根パセリ
1本
イタリアンパセリ
一掴み
ディル
一掴み
月桂樹
2〜3枚
塩
小匙11/2
水
1.5ℓ
お好みでサワークリーム
適宜
★作り方
(1時間以上)
1.
骨付き肉と月桂樹、水を鍋へ入れ、火にかける。
一度沸騰させ灰汁を取ったら極弱火で煮る。
2.
玉葱/人参を細かく刻み、大蒜は輪切りにして1の鍋へ加える。
3.
このレシピより更にこってりしたボルシチにしたい場合は野菜を刻む工程の後、都度野菜を炒めて鍋へ加えて下さい。
4.
玉葱に火が通ったら、キャベツを短冊切り又は千切り、パプリカ/ピーマン/トマトはさいの目に切って鍋へ加える。
5.
3の材料に火が通ったら、塩漬ビーツはさいの目、香草は粗く刻んで鍋へ加える。
このとき塩も加える。
6.
他の材料に火が通りスープに野菜の味が染み出たら、馬鈴薯、ビーツを銀杏切りにして鍋へ加える。
7.
馬鈴薯に火が通ったら完成。
お好みでサワークリームを溶いて召し上がれ。
骨付き肉でしっかりとしたブイヨンを取りながら、野菜を次々追加していくだけ。
肉の缶詰を利用するとさらに短時間で作ることもできます。
野菜の切り方はお好みでどうぞ。
仕上にビーツを入れて赤く染めればボルシチに。
酸味又は砂糖を少量加えると多少赤味が長めに保たれます。
野菜不足解消にもってこい。