メレンゲ入りКуличи(クリーチ)

メレンゲ入りКуличи(クリーチ)
  1. おいしそう!

料理紹介

ロシア正教ではПасха(パスハ/復活祭)にКуличи(クリーチ/パスハ:復活祭に頂く菓子パン)を焼いてプレゼントしあったりします。
今回はメレンゲを加え少し生地がふんわりする作り方をご紹介します。

★材料

(5人以上分)

  • 強力粉

    200g

  • 牛乳

    100〜110ml

  • 砂糖

    30g

  • 蜂蜜

    大匙2

  • ドライイースト

    小匙1〜11/2

  • 小匙1/2

  • 卵黄

    3個

  • 卵白

    2個

  • バター

    60g

  • スメタナ(サワークリーム)

    10g

  • ナッツ(お好みのもの)

    30g

  • 干しぶどう(お好みのドライフルーツでも)

    30g

  • 柑橘類の皮

    小匙3

  • バニラシュガー

    小匙1

  • カルダモン

    5粒

  • ※アイシング用卵白

    1個

  • ※粉糖

    50g

  • ※檸檬果汁

    少々

★作り方

(1時間以上)

  1. 1.

    人肌に温めた牛乳(30mlはよけておく)へ生イーストと砂糖の半量を加え、予備発酵させる。
    表面が膨らんで来るまで。

  2. 2.

    予備発酵したイースト液へ粉の半量を入れ良く混ぜ合わせ、布巾等をかけ発酵させる。
    約2倍に膨らむまで。

  3. 3.

    ボウルへ溶かしバター/よけておいた30mlの牛乳/卵黄/砂糖の半量/塩/スメタナ/バニラシュガーを入れよく混ぜる。

  4. 4.

    3へ木の実/ドライフルーツ/カルダモンを入れよく混ぜ合わせる。
    混ざったら粉の残り半量を入れよく混ぜ合わせておく。

  5. 5.

    2の発酵が終ったら、4と良く混ぜ合わせる。
    均等に混ざるまで。

  6. 6.

    布巾等をかけ、乾燥しない様にして暖かいところで発酵。

  7. 7.

    6の約倍に膨らんだらヘラ等で大きく底から混ぜ、ガスを抜く。

  8. 8.

    再度ラップをして温かいところで発酵。
    6よりも生地がなめらかになって来ます。
    7と8を最低2回繰り返す。

  9. 9.

    8で最後の発酵中に卵白を固く泡立てておく。

  10. 10.

    8の発酵が終ったら、9のメレンゲを3〜4回に分けて生地に混ぜ込んで行く。
    泡がつぶれない様切る様に混ぜる。

  11. 11.

    最初の1、2回目まではかなり生地が硬く泡が消えがちですが、まずは均等に混ぜて下さい。
    その後滑らかに混ざる様になります。

  12. 12.

    バターを塗った又はオーブンペーパーを敷き込んだ型へ混ぜ終わった生地を入れる。
    型の8分目まで。

  13. 13.

    ラップ等をふんわりとかけ、暖かいところで発酵させる。
    一番膨らんだところが型の高さになる位まで発酵。

  14. 14.

    13を発酵中にオーブンを220度に余熱。

  15. 15.

    余熱の上がったオーブンの温度を200度に下げ、発酵が完了した13を入れ焼く。
    200度 30分〜

  16. 16.

    焼いている間にアイシングの材料を全て混ぜ溶かしておく。

  17. 17.

    時間が来たら一番厚い部分に串を刺し生地がついてこなければ焼き上がり。
    型から外しアイシングをかけ冷まして完成です。

★ワンポイントアドバイス

メレンゲはしっかり泡立て数回に分け泡を消さない様に切る様に混ぜ込んで下さい。
カルダモン、木の実(アーモンド)、干しぶどう、柑橘類の皮を入れる事が王道です。
型の大きさや深さに依って焼き時間は調整して下さい。

★よろこばレシピ エピソード

復活祭に作って持って行ったら大好評であっという間に無くなったロシアのПасха(パスハ/復活祭:イースター)に焼く菓子パンです。

越後屋さん

越後屋さん

ロシア料理と言われて何を思い浮かべますか? ロシア(シベリア)の人は森の民、森の恵みを最大限生活へいかしています 夏は+40度越え冬は氷点下50度以下の村で8年ちょっと帯同駐在していました。 帰任した現在はロシア人から教わって、ごちそうになってただいま大地の味を忘れない様日本で作っています。 広い国土のロシア、旧ソ連地域の料理も時おり登場します。